時事: 2008年アーカイブ

支援

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P1000673.jpg生協に行ったら久しぶりに入荷していたので支援と連帯の意を明らかにするために大量に購入してみる。つうかがんばれ。

新聞の評価

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久しぶりに若干穏やかな週末を過ごしつつ、こんな記事を見かけてしまった件について。

ワシントンでの首相会見でこんな発言があった。英語の質問に日本語で答えた後、英語で「正しく訳されてたらいいけど。ゆがめて訳してない? OK?」。受け狙いなのだろうが、アソイズムで一番苦労しているはずの通訳の人に申し訳ない。
日本語が「ヒラリー」と呼び捨てでも「ヒラリー・クリントン上院議員」と訳し「新聞のうわさくらいあてにならないものはないでしょう。こういう人たち(日本の記者?)が作っている話ですから」はあえて訳さないでくれるプロなのに。あのまんまきっちり外国語にしてたら、どうなります?
(「発信箱:ブッシズムとアソイズム」毎日jp)

それこそ「あ、そう」だと思うけど。

ある心性

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うんまあ国際線に乗ったので珍しく日本の新聞でも読むかと思ってしまった私が悪いのはよくわかっているのだが、それにしてもピンポイントでこういう話を目にするものだと自分でも思ってしまった。裁判員制度に反対するデモが行なわれたという記事で、私自身も別にあの制度設計は支持していないというか何であんなんになっちゃったんだろうと個人的には思うわけであるがそれはそれとしてこういう批判の仕方はないだろうという話。

デモに先立つ集会では、芥川賞作家で僧侶の玄侑宗久さんがビデオレターの中で「仏教や神道では、人は人を裁ける存在ではない。市民も一緒に裁くことで、法と世間が合体し、裁判にケチがつけられなくなるのは怖いことだ」と訴えた。(「「制度反対」300人 都心を行進」朝日新聞2008年11月23日朝刊社会面)

due process (2・完)

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さて問題はようやく冒頭の浜田防衛大臣発言になるのだが、上述の通り不利益処分を科す場合には当事者に対して十分な適正手続を保障することが実定法上も行政法の基本原則からも求められるところ、当該発言はそのような手続の保障抜きに実質的に懲戒免職に類似した不利益を当事者に課そうとするものであって、看過できないということになる。適正手続を保障したプロセスが対象者の側の事情によって行えなくなった(たとえば、不正をした職員がその発覚前に辞表を提出し、承認されてしまった)ような事例であればともかく、今回は懲戒処分に至るプロセスを取ることは可能であったし、当事者としてもそれを希望していたわけである。にもかかわらずそれを断念して当然の定年退職という事態に至ったのは防衛省側の事情であり(それがreasonableな選択だったということも上述したのだが)、それによって生じた問題の責任を当事者の側に一方的に押しつけることは間違っている。

due process (1)

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まあその、田母神俊雄・前空幕長の懸賞論文問題については、当該「論文」自体についても懸賞論文に応募したという振る舞いについても「あほやな」の一言で終わりだと思うわけである。その後の処理として空幕長を解任されたということも、定年退職という扱いになったことについても、後述する通り理解できるというか、やむを得ないのではないかと思うところがある。だがしかし退職金について「自主返納という本人の判断を待ちたい」と防衛相が発言する(Nikkei Net)というのはいかんでしょう。というのは行為とダメージの均衡という話ではなく、適正手続due processの問題。

こう書くと、しかしではやはり「前文」に「法的効力」がないというのは正しいではないかと言われそうである。だが第一に、「本文」7項目のうちdecides(決定する)という直接的に効力が発生する表現を用いているのは2項目のみ、しかも片方は「Decides to remain actively seized of this matter.(引き続きこの問題に積極的に関与していくことを決定する。)」という安保理決議締めくくりの決まり文句なので、実質的に意義があるのは国連治安支援部隊の権限を一年間延長した第一項目のみということになる。それ以外はcalls upon(要請する)、encourages(慫慂する)などあくまで加盟国などに行動を呼びかける文言であり、国連ないし安保理が主体的に何かをするわけでも、それを強制力をもって保障するわけでもない。だからそれらの部分には「法的効力」がない、無意味だと言ってよいのだろうか。あるいは、国連総会決議では国連の内部事項以外でdecides(決定する)が使われないのであるが(それは国連総会は加盟国に対して勧告する権限しか持たないから当然のことなのだが)、だとすると国連総会決議にも全体として「法的効力」はなく無意味であると言ってよいのだろうか。

前文の意義と法(1)

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体調不良でぼんやりしながら書店に行ったら週刊文春を立ち読みしてしまい、さらに具合が悪くなった件について(挨拶)。いや別に立っていたことが問題なのではなく職業柄2時間程度であればびくともしないわけであるが、森功「紛争解決のプロが断言『新テロ特措法はデタラメだ!』」を読んで伊勢崎賢治氏が何を言っているかを再確認してしまったわけ。

さて惹句にもある通り氏は現在日本の行なっている洋上給油とその根拠となっている「新テロ特措法」は無益であり、現在のアフガン情勢を考えれば有害ですらあると主張しているのだが、その主たる根拠は私の見るところ以下の三点である。


  • 洋上給油は民間でも行える作業で、自衛隊があえて実施する必要がない。
  • 国連安保理決議において、洋上給油を含む「不朽の自由」作戦が評価されたという主張には意味がない。
  • 現在のアフガン政治は、タリバンと和解する方向に向かっている。

バーの値段

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ん〜私も安月給の国立大学教員ですがホテルのバーで酒を飲むくらいのことはするな、主に海外ですが。何かというと恒例のぶら下がり取材で連日高級店に行っていると総理を批判した記者に対して「ホテルのバーは安全で安いとこだ」(MSN産経ニュース)と反論したという話ですが、これは麻生総理が言っていることが正しくて、まず絶対的な金額の話としてそう高いわけではないし、商品に対する対価としては高くない。当然その「商品」とは単なる酒のことではなく、雰囲気とかセキュリティが含まれるわけだけどね。というかそれが最大でしょと。

「公衆送信」

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著書の海賊版を納入し、貸し出しているのは著作権侵害にあたるとして、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した経験もある作家、萩原遼さん(71)が東大など8大学と外務省所管の財団法人日韓文化交流基金を相手取り、近く損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こすことが13日、分かった。(中略)一方、12年ごろから「北韓解放直後極秘資料」が日本の多くの図書館に所蔵されていることが発覚。萩原さんは各大学に廃棄を求めたが、東大、東京学芸大、筑波大、専修大、青山学院大、大阪大、関西大、九州大の各図書館と日韓文化交流基金図書センターは応じなかったため、著作権法で禁じられた違反物の「公衆送信」にあたるとして提訴を決めた。
(「「海賊版貸し出しは著作権侵害」大宅賞作家が図書館提訴」MSN産経ニュース)

......いやまあもちろん前提となるべき事実についてはそういうこともあるかもしれないしないかもしれないという一般論くらいしかわからないわけだがとりあえず「公衆送信」とはそういうことではない。以下、条文の引用。

かいろ

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eneloopのカイロを買いました。この冬向けの新製品がそろそろ入荷するというのでこうついふらふらと。実際の運用環境での使い勝手はまだよくわかりませんが、とりあえずスイッチを入れたらすぐに暖かくなったので結構驚いた。なるほどこのあたりは従来のカイロとは違います。

ノーベル賞受賞者

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なにやら新たにたんまり出たそうでめでたいことだろうと思うわけであるが自分がそのうち3人ばかり集めた場所で喋らされる破目になるとまた話は別であったりするわけで(挨拶)。

その話は後述するが、物理学賞と化学賞で「日本人」受賞者4人、そのうち名古屋大学関係者が3人含まれているというので若干お祭り気味である。物理学賞の小林・益川両先生は学部・大学院を経て名大の博士号取得、下村先生も名大で研究生・博士号取得のうえ助教授としてもお勤めであったので、まあ現在アメリカ国籍であるところの南部先生が「日本人」なら3先生とも「名大出身」と言って差し支えなかろう。野依先生に続く偉大なる成果とまあ、そんな感じである。

しかしその、裏を返すとその誰も名古屋大学には残らなかったんですねと、そういう話でもある。全体を見ても4人のうちお二人は日本をすでに離れ、南部先生は国籍を移されている。日本の文教政策全体にせよ名古屋大学の運営にせよ、浮かれてる場合じゃねえよなという気がするわけだがどうなのか。

幻想の共同体

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実家に寄ったので読売を読んでいたら、秋葉原の連続殺傷事件は人を取り替えのきく部品のように扱う現代社会の帰結で犯人を暖かく包む伝統社会とか共同体とかがあれば起きなかったのではとか書いている人がいてええと津山三十人殺しってどういう時代に起きたんだっけ(挨拶)。世話好きおばさんがいたら非モテでもお嫁さんとか来てくれて幸せになれたのではとかいう趣旨のことが書いてあったような気がするんだけど、匿名性が高くて属性を隠蔽できるネット上の掲示板ですら「こいつなんかヘン」だと気付かれちゃうような人間の居場所が閉鎖的で固定的な共同体にあるわけないじゃん。村中から後ろ指差されて違う形で暴発してただけなんじゃないの、とは思うところ。

on rehabilitability

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確か落語だったと思うのだが、「一つ目の珍しい人間がいる」と聞き込んだ興業師が捕まえて見せ物にしようとその村に忍び込んで捕まり、村人は全員が一つ目だったので「二つ目の珍しい人間がいる」といって見せ物にされてしまうというのがあった。Apeman氏の新しいエントリを読んで思い出したのは、そういう話。

第一に誤字が問題になるのはそれが誤字であるとわかる人々を対象にしている場合であって、そうでない生活環境とか知識水準の人々を動員しようとしているなら政治的には別に差し支えないわけである。というかむしろ広く一般大衆に話すときに「病膏肓に入る」を「こうこう」と読んだり「遺言」を「いごん」と発音したりすると「え~字も読めないんだプギャー」とか言われてしまう可能性があり、こういうトラブルを避けるためには専門的に権威づけられた知とかそれと同一化している自己の知識水準とかを棚上げして語りかける対象の心性を想像し、それに寄り添う必要があるわけである。

ところでじゃあ民青を「チビ官僚」と表記するというのは誰のどのような知識水準を想定しているのか。知的水準ということで言えば単純な誤字よりこの方が恥ずかしくないようにも思うが、動員対象への訴求可能性という政治運動としての評価基準から見た場合、まだ優れているのは誤字であって「チビ官僚」ではない(誤字は誤字として認識される限り「本当はどう書きたかったのか」が対象に理解されている)。これが理解できないのは結局Apeman氏が自分と異なる他者の存在を想定することができず、従ってそのような人々に訴求する営みとしての政治を理解できないことの現われである。

第二に、前エントリで私が主に批判したのは(たとえば「チビ官僚」のごとき)表現の形式であり、内容としてのエコロジー批判には一定の正当性があり得るかもしれないことを十分に認めている。しかしApeman氏が右翼のレベルが低いことの例として挙げた一つ目は確かに誤字という形式面の問題だが、二つ目は形式としてはむしろ一般人への訴求のためにがんばってみましたという例であって(それが十分に成功しているかは疑問だがまあ「無防備マン」よりはましに見える)、レベルが低いのは表現の内容だろう。これが私への批判として機能し得ると考えるあたりに、Apeman氏が表現の内容(ベタ)と形式(メタ)を区別できないことが示されている

以上のまとめ。

  • Apeman氏にはメタレベルの言説とベタのものの違いが理解できない。
  • Apeman氏には自己と他者の違いを認識する能力がない。

つまりあれだけ言われても一歩も前に進めませんでしたというのが、本件の結論であると評価して良かろうと思う。

フォロー特集

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朝起きたらテレビで「モンゴルに非常事態宣言」というニュースをやっていたので電車に乗り遅れました(挨拶)。いや講義には間に合いましたが。幸い日本法教育研究センターの教員については無事が確認されましたが、このニュースにシリアスな利害関係のある人日本にどのくらいいるのかなあ。いまは観光シーズンだから結構いるかな?

on claimability

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すいません、テキトーなこと書きました(挨拶)。いやよく考えたらNHK事件に関する判断の根拠は放送法3条に定められた編集の自由であり、同3条の2にある公正中立義務などを守るために被取材者の期待に応えられない可能性があることを被取材者も当然に知っている[はず|べき]であるというのが論拠の一つであるところ、同法はもちろん映画には適用されないので『靖国』事例においては被取材者の期待をより強く保護すべきという主張はあり得るのでした。もちろん根本的なのは放送にせよ映画にせよ表現の自由との対立であって、被取材者には取材に応じるかどうかの選択の自由がある以上その期待を過剰に保護すべきでないという考え方のスジは共通であり、私自身は映画についても最高裁判決の論旨でいいのかなあと思うところではあるが、保護可能性の主張を全面的に排斥した点は誤りであったかと思う。でもApeman氏がツッコむのはそこじゃないのね

雑感

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それでその「スパークリングホップのオンザロック」というのはホッピーと何が違うんだ(挨拶)。というわけで、雑感。

今日も今日とて

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なんかまた霞ヶ関からえらい人が来るので日本法教育研究センターに関するご説明とテレビ会議システムの実演をするようにと命が下り観光ツアーガイドか私は(挨拶)。まあもう慣れたものなので構わないといえば構わない。

さてその間にどうやら民主党が首相の問責決議案を参議院に提出し、野党の賛成で可決したようである。まあご自由にどうぞ、というのは別に馬鹿にしているわけではなくて、問責決議というものにはそもそも法的根拠が存在しないので(法的強制力がないどころの話ではなく、そもそも根拠規定が存在しない)、それは法的な次元の問題ではないねえと思うからである。もちろん法的根拠がないからやっていけないということではなく(禁止規定だってないわけである)、しかし一定の要件に効果を結びつけるという法的規範がない以上その効果が法律に基づいて決まるわけではない、というか何が起こるかよくわからないわけであって、それを予測したり評価したりするのは政治学者や政治評論家という種族の人たちの仕事だろうと思うわけである。

いや終電後にタクシーで帰宅する霞ヶ関のなかの人たちがビールだのおつまみだの商品券だのをもらっていたという一件。正直そういうタクシーの使い方をしたことがほとんどないのでよくわからないのだが(というのは別に清廉潔白を気取るわけではなくタクシーチケットのもらえる仕事でもできるだけ自腹で地下鉄を使って移動するようにしているくらいタクシーというものが好きではないので、まあ必要なら使うのだがとにかく相手が気を遣って話しかけてきたりするのに対応しないといけないようなシチュエーションが嫌いで床屋も会話がないのを狙って安いところに行くとかおねえちゃんと楽しい会話のできる飲み屋さんとかに絶対自分からは行かないとかとにかく偏屈な人間だからなのであるが)、普通に都心から長距離で乗ればよくあるサービスだという人がいてそうかなと思い、しかし現金とか商品券はやはり割り戻しであってまずいのではないかと思うとスタンプカードが満点になると商品のもらえるシステムだったという話もあって定価販売のはずの本屋でさえポイントカード制が普及してきたこのご時世だとそういうサービスを考える人もいるのかなあたとえば「5万円乗ってくれたら500円の図書券サービス」だったら目くじら立てるほどでもないのかなあとあまり定見なく見ているのだがしかし朝日の社説はひどかった。「居酒屋タクシー--これで負担増を言えるか」(asahi.com)。

LS教育と合格率

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「法科大学院の底上げ検討、必須科目の拡充を軸に」(Yomiuri Online)
司法制度改革で法科大学院の設置が決まった際、修了者の7〜8割は司法試験に合格することが理想とされたが、昨年の新司法試験の合格率は全体で4割にとどまった。個別では最高の千葉大法科大学院でも約65%で、一けた台の学校も目立った。教育内容が水準を満たしていないなどとして大学などの評価を行う独立行政法人「大学評価・学位授与機構」などから「不適合」とされた大学院は5校に上り、評価を受けた24校の2割を超している。このため、日弁連など法曹関係者から、コア・カリキュラムの策定を求める声が出ていた。

馬鹿なの? 馬鹿のふりをしているの?

こらあかん

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で、この間に「こらあかん」と思ったものの話。記憶は曖昧な部分もあり。

サーバ更新

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なんかまた夜のあいだに過負荷でサーバが落ちていたので、むりやりスケジュールを空けて更新してみましたがどうでしょう(挨拶)。PentiumIIIの頃のCeleron 500MHzから一挙にPentium4 2.4GHzだかになっているわけで、まあ普通にサーバ類を動かしてる分には大差ないような、ブログの再構築とかCPU負荷のかかる作業やるとまったく動作時間が違うなというか。

不在届(2)

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おなじく若干の補足。

池田信夫先生からの問いに関して。まず非常に端的にお答えすれば「そんなもんなくて済めばそれに越したことないと思います」ということであって、ただ官僚とか国家のパターナリズムが問題だというのはおっしゃる通りだけれど親のパターナリズムや教育放棄も問題だし、市場にも一定の場合に「市場の失敗」があることを考えると、まあ結局弊害のもっとも少ないようになんとかやっていくしか(総論としては)ないんじゃないですかということになろうかと(なので私はリバタリアンでなくリベラルなのですね)。

不在届(1)

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ようやく3月が終わったと思ったら即日動員が下令されたわけですが何か(挨拶)。というわけで書類提出締切までのあいだ拘束されておりますのであまり反応できません。あしからずご承知おきください。なんか去年もこんなことがあって自分の研究助成の書類書けなかったんだよなあと思うわけですが。どうなのかいろいろと。

でまあその、ちょっとだけ補足。

というわけでいずこからか法案が送られてきたので検討してみたよ(挨拶)。この忙しいのに何でこんなことに orz と思わなくもないが、まあ心配している人多そうなので。とりあえずみんなが不安に思いそうなところは検討できたかと思うけど、必要があればこのエントリに加筆していきます。ので、特定時点での私の見解を確定させたい人はお手数ですが魚拓でも取ってください。削除の必要があれば見え消しでやります。

以下まず注意点。

『靖国』騒動

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うんまあ、公表された言論について批判するのと公開前に批判を加えてそれを制約しようとするのとではやはり違うし、「そもそもあんたら見てから批判してるのかね」と言いたくなるところもあるので、もちろん気にくわないわな今回の騒動は。『プライド・真実の瞬間』のときになんかいろいろした人たちがいなかったっけとか言いたくなるところはあるし、そのときうごめいたなかで実際に見た人たちがどれだけいたのかねとは思うけどな。いや私自身も見てないし、どちらか片方タダで見せてやると言われたら『靖国』にするけど

お知らせいただいたところによれば拙著『自由とは何か—監視社会と「個人」の消滅』ちくま新書)が『中央公論』誌の特集「新書ベスト30」に入選したとのことであります。めでたい。ご推挙いただいた皆さま、ご購入いただいた皆さまに厚くお礼申し上げます。これから買うという方にも先にお礼申し上げますので是非買ってください

でその、『中央公論』を一生懸命探して確認したわけですが(ちょっと生協に行く暇もなかったので街の書店で探したらなかなか置いてないんだこれが)14位タイで10冊以上並んでるなかの一冊というか掲載中最下位というかいやまあもちろん載っているだけありがたいわけだがなかなかこの微妙なところが素敵。しかも採点方法から推測するに60人中1名の方に1位にしていただいたのか2人の方に2位にしていただいたかの点数でありこのターゲット領域の狭さが我ながら自分らしいというか何というか。いや私自身としては知的な高校生であれば理解できるくらいのレベルで書いたつもりであり、それは売れる本を書いて埼玉ゴズニーランドに行きたかったからですが、なんか根本的に生き方が間違っているのではないかと反省することしきり。にもかかわらずご評価いただいた方には深くお礼申し上げます。

さて、法科大学院修了者を対象とした新司法試験は先頃第2回の合格者が決まり、すでに司法修習に入っているところ、今年は昨年と違って前期修習(司法研修所で全員を対象に行われる修習)なしに直接実務修習入りしたそうで、それは怖いということなのか愛知県弁護士会が自主的に事前研修を組織したという話について。

P1000571.jpg起きたらえらい雪だったので帰れるかどうか心配しましたが新幹線は無事5分遅れ程度で運行しておりました(挨拶)。というわけで雪の豊川稲荷ですが、しかし引きがいいな我ながら相変わらず。

さて前のエントリにちょっと補足。

日教組のケースの場合、騒ぐのは本人ではなくて街宣右翼なんだからアナロジーが成立しない、ということはない。ホームレスのケースで、実際にホームレス本人は静かにコーヒーを飲んで帰ろうと思っていたとしても、ホームレスになったことについて本人に過失が一切ないようなケースだったとしても、さらに言うと実はホームレスではなくてそういう扮装をする趣味のある大金持ちの老人でにおいもしなければ座った場所に汚れもつかないですよ? という場合でもホテルは彼を追い出すだろう。何故ならホテルが気にするのは彼に関する《真実》などではなくて周囲の客の彼に対する《印象》、さらに言えば「ホームレスのいる場所にいる自分」という周囲の客の自意識だから。

法は守るべきか

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とりあえずホテルが公的施設だという意見は初めて聞きました(挨拶)。あのね、朝日新聞の論説委員さまがお泊まりになるようなホテルのロビーにホームレスが入ってきたら出ていってもらうだろうし論説委員さまもそれを期待するでしょ? たとえそのホームレスがロビーでコーヒーを飲みに来たと主張して実際に二三千円出して見せても追い出すでしょ? それが許される施設のどこが「公的」なんだよというか法的独占も競争規制もない私企業が「公的」なわけないだろというか。なお参照、朝日新聞社説2008年2月2日

たいしたことでもないが、「自費出版大手「新風舎」、再生法申請へ」(asahi.com)という話について、これが出版不況とか自費出版の売れ行きがどうこうという問題とは無関係だということをメモしておこうと思う。というか本当の「自費出版」なら出版費用は作者がすでに全額出しているので売れようが売れまいが出版社の経営にはまったく影響がないはずだろうと。

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