原稿: 2011年アーカイブ

DHMO。

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なんかElly Tran Haというベトナムの女の子の写真がときどき話題になっており、まあ別にその子にも写真にもたいした関心はないのだが「エリー・トラン・ハー」とあちこちで書かれていて気になる(挨拶)。ベトナム語の子音「tr」はチャ行の音なので(そうではない方言もあると聞くが定かでない)、まあ最終的には本人に聞いたほうがいいが基本的には「エリー・チャン・ハー」が正しいと思われるからそのようにな。さて。

Wikileaks

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刊行されたとご連絡をいただき、掲載紙も送っていただいたのですがまあ当然ながらまだ現物を確認できていない。「国家権力の透明化と、そこで見失われた問題(ミカ・L・シフリー『ウィキリークス革命:透視される世界』田内志文訳 書評)」『図書新聞』3033号(2011年10月8日)、図書新聞社、2011。ページ数は帰国後に補足します。ネット版の方に情報は載ってますね。

という予告がどこかに出たかもしれませんが、公表版のタイトルは「文脈と意味:情報の二つの側面」ということにしました。いや正直「放射線量」と絞られると自分でもいまひとつピンと来ていないことが理解できている程度にはまともというレベルの評価しかできませんので、ちょっと話の風呂敷を広げてその一例として放射線量を使うという構成にしました。書誌情報はいつものとおり掲載されたらということで。

まあそのしかしわたくしお仕事の関係で放射線量の数値は確かにちょこちょこ見ることがあるのですが単位グレイ(Gy)だしミリもマイクロもついてねえしな大概。ちょっと環境放射線がどうこういう世界と文脈が違うのでどうしたものかと思いつつ。(11/09/16公開)

IMG_0044.pngというわけでこの部分は後日になってのフォローです。まず8月4日に近鉄に乗って津まで行き、県警で「現代社会における犯罪予防と今後の警察政策」というテーマでお話をしてまいりました。最初にご依頼をいただいたときには「おまえみたいなのを捕まえるにはどうしたらいいか」という話かと思いましたが要は安全と安心の関係とかアーキテクチャの権力の話をしてほしいということでしたので、そうする。現場の方々も多いのでできるだけ実例などを含めてわかりやすく説明する努力をしたつもりですが、私ひとの能力の見積もり下手だからなあ。その後文章化についてもご依頼いただいたので、そのうち出します。

もう一件、こちらは革命がどうこういう本の書評を書きました。「国家権力の透明化と、そこで見失われた問題」、書誌情報は掲載されたらということで。いつものことながら「革命」するのは別に構わないんだけどその結果良くなるかどうかを考えてやったのかい? みたいなことが気にかかるわけです。あるいは「革命」と言いつつ本当に何か変わるのか、とかね。「IT革命」という言葉もあったんだが「イット革命」じゃないんだよという話をLS「情報と法」のマクラとしてえんえんと持ち出しているのですがいい加減古いかしら、しかし変えればいいというものでもない(自己弁護)。(11/09/16公開)

宣伝二件

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しかしなあ、これ(「法の支配の外側で」)を書いたときには国内で似たような展開になるとは思っていなかったのだが。人事院も通さず・全労働組合の同意も取らずに公務員給与の引き下げ法案を出そうとする奴もする奴なら(内容の妥当性の問題ではなくて手続論、念のため)、だからといって法案審議を拒否するとか言い出す議長も議長で、まあ結論的にはいかに多くのモノゴトが書かれていない制度とか関係者の良識とかに支えられていたのかを国民が実感するといいよねということで、ひとつ。

この間に一件刊行されています。大屋雄裕「言語のゲーム、ルールの言語」『ウィトゲンシュタイン:没後60年、ほんとうに哲学するために』(KAWADE道の手帖)、河出書房新社、2011/6、 pp. 121-125. いやしかしまともなウィトゲンシュタインの本なので私なぞが混じっていていいものかと恐縮しているのですが。まあ法哲学におけるウィトゲンシュタイン受容とかあまり哲学の方では[扱われていない|気にされていない]と思うので、参考になれば。

あとは地域限定の宣伝ですが、CBCテレビの「お宝発信タワーDAI-NAMO」という番組で
「名古屋大学ベストランキング」という特集が組まれ、日本法教育研究センターについても取材があったそうです。おそらく放映内容に含まれると思いますので、ご関心の向きはご覧いただければと思います。放送は6月22日(水)の19:00〜20:00です。

この間のできごと

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いや基本的には講義と行政負担でばたばたしていただけなのですが。今年は後期に比較的長期の海外出張の予定があるということで講義負担を前期にまとめるお許しをいただいており、しかしその結果として週8コマあるので正直結構つらい。いやこの数字自体は私立大学なら当たり前の水準なのであまり文句を言うとバチが当たるのではありますが、しかしそのうち1コマが英語による大学院講義でもう1コマが英語での大学院演習というあたりに特殊性があるのではあるまいか。いやなんか気付いたら研究指導しないといけない大学院生がほぼ全員英語コースの留学生になっていたので、もう今年から院の演習は英語でやることにしたのです。少なくともこれで全員に言うべきことを言うのは一回で済む。しかしいい加減誰か私には留学経験が一切ないという点に気付いてほしいと思うのだが。

on Sandel

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出ました。大屋雄裕「グローバルな教育とローカルな学術共同体」(特集 「正義論」への招待:憲法・法哲学から"サンデル"を読む)『法学セミナー』677号(2011年5月号)、2011/4、日本評論社、pp. 6-9。座談会「サンデル再読解/憲法と法哲学」同 pp. 18-32 にも参加しています。

まあサンデルが流行りなのはそれで別に構わないのですが、「白熱教室」みたいなものが可能になる仕掛けというのをきちんと理解しておこうね、という種明かしみたいな文章を若松先生と私が書いており、座談会の方ではサンデルの議論をきちんと位置づけた上でその問題性などについても理解しておこう、というような話をみんなで繰り広げています。「白熱教室」で妙に盛り上がる人向け対策、みたいな感じですかね。

続・帰国

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空港についたその足で大学に出て会議を済ませ、帰宅して多少片付けをしてから寝て起きたら15時間たっていた(挨拶)。何を言っているのかわからねーと思うが(以下略) とにかく時差ボケ調整大失敗の巻。

なお出張しているあいだに以下の業績が公刊されております。

  • 大屋雄裕「法整備支援と日本の経験」松永・施・吉岡(編)『「知の加工学」事始め:受容し、加工し、発信する日本の技法』編集工房球(発売・新宿書房)、2011/3、pp. 192-208.
  • 大屋雄裕「情報倫理と法」多賀谷一照・松本恒雄(編集代表)『情報ネットワークの法律実務』追録55号、第一法規、2011/2、第2巻4303頁から4303の12頁まで。


global / local

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さらに一本、短いものですが雑誌に載る文章を書きました。「グローバルな教育とローカルな学術共同体」というタイトルですが、いつものように書誌情報は実際に掲載されてから。4月に発売される雑誌の特集の一部ですが、ウェブページ見たらもう予告は出てますね。まあそれがあってなにやら資料で読んでいたという展開なわけでしたよ。原稿自体のキーワードは(おそらく)コミュニタリアンと「ウォルマート的なるもの」です。

なんか前にもラオスで同じようなことをしていたような気がしますが、校正は出張先からPDFです。なんかねえ、世界は便利になったのかどうなのか。

監視と自由

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ところでこの間に、東京新聞から依頼を受けて記事を書きました。大屋雄裕「監視は自由の敵か:拒絶ではなくルールの議論へ」『東京新聞』2011年3月3日夕刊、と聞いたのだが出国前にはまだ現物を確認していない。書誌情報はあとで補完するかもしれません。

なんか目黒区の夫婦殺傷事件を題材に監視社会の問題について書いてくれと言われて一瞬なんじゃあそりゃあと思ったものの説明されて納得しました。報道されていたような事件の経過が本当だとすれば、これを監視カメラの記録なしに捕まえるのは難しそうだねえ。しかし、じゃあその徹底した監視と足取り調査がたとえば私に向けられたらどうするか、という懸念も生じてくる。それをどう考えるかという問題提起だったのですね。というわけで、多少論じました。まあいつものように人の悪口を***DELETED for the Security Reasons***

あと個人的には、私の足取り調査をしても国境で途絶えるとか東京名古屋間の往復回数に呆れるとかそういうことになるんじゃないかと思ったり思わなかったり。関川夏央/谷口ジローの連作で幸徳秋水の出てくる巻に、乗合馬車か何かで移動する秋水を警察の密偵が徒歩で追いかけてくるのに同情するというシーンがあったのを少し思い出しました。(2011/03/11公開)

増刷

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中野剛志(編)『成長なき時代の「国家」を構想する:経済政策のオルタナティブ・ヴィジョン』(ナカニシヤ出版、2010)がもう増刷になったそうです。おや。この本には私の原稿(大屋雄裕「配慮の範囲としての国民」)が収録されているのと、巻末の座談会(「第III部 討議 『経済政策のオルタナティブ・ヴィジョン』をめぐって」出席者:中野剛志・松永和夫・松永明・大屋雄裕・萱野稔人・柴山桂太・谷口功一)にも出ているので、本当は12月の記事で書くべき話だったのですが多少補足しておきます。

オープンカレッジ

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頼まれたので名古屋大学オープンカレッジ「自由奔放!サイエンス」とかいうので今年も話をしてくる。大屋雄裕「統治技術の変化が意味するもの:国家による監視は問題か?」。去年は一応の主題が決まっていて頼まれたのですが、今年はなんかテーマを自由に設定してよいようだったので、本来の専門に近い領域の話にしてみました。念のために言うと「国家による監視は問題か?」という問題設定への答は「そりゃまあ問題である」には決まっており、そのことは講演冒頭でネタばらししましたが、しかし他にも問題があるのでそれだけに目を奪われるのは賢くないということと、それを前提にすると対処法の論じ方を変える必要があるというあたりが主な主張だったわけです。

内閣改造

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なんかキャンパスに高校生があふれとるなあと思ったらそうか明日からセンター試験か(挨拶)。そんなことも忘れるくらいきりきりと仕事をしてなんとか修正期限までに無事1本書き終えて提出。「法整備支援と日本の経験」ですが、詳細はいつものとおり掲載されたらということで。この作業のために2日ほど続けて法学部図書室の書庫に入り、当然ながら(本の環境が優先なので)暖房も入っていないなかうっかり2〜3時間こもりきりになって体を冷やしてしまう。精神的には幸福なのですが(わあボク研究者みたい)、肉体的には問題があるな、どうも。

ところで民主党菅内閣が改造だそうで、まあ別にいいのですがちょっとそれはええのかなと思ったのは江田五月氏の法務大臣就任。ひとつには三権の長(内閣総理大臣とその意味では同格)を務めた人が・明らかに格下の個別の大臣になることで、まあしかしこれは適材適所が理想だという立場からは誤った慣習に基づく感覚だと言われるだろうし、古くは高橋是清、最近だと宮澤喜一のように総理のあと大蔵大臣という例もあるので、よろしければよろしいがという程度の話か。

ぎうぎう・その後

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ようやく一応「ぎうぎう」((C)くるねこ大和)が解除されたので、少なくともこの間のお仕事の分のフォローアップを順次します。しかしこう、スケジュール帳に面白いくらい会議しか並んでないな......

とりあえず直近に出たものとして、大屋雄裕「個人識別のディレンマ:監視が生み出すもの、滅ぼすもの」『図書新聞』2997号(2011年1月15日)、図書新聞、2011、5面。ディヴィッド・ライアン『膨張する監視社会:個人識別システムの進化とリスク』(青土社、2010)の書評です。細かくは記事自体をご覧いただきたいのですが、ひとことで言えば『9・11以後の監視』で悪い方に行っちゃったのが治ってねえなということでしょうか。特に、「市民権」とかうかつな概念をうかつに使っているのがどうにもならんというか、訳者の人も途中でなんか言ったほうがよかったんじゃねえかと思うわけですが。

この点、記事で触れている論点については中野剛志(編)『成長なき時代の「国家」を構想する』(ナカニシヤ、2010)所収の文章で説明しておきましたから、ご関心の向きはご参照いただければと思います。しかしこの本も毎日新聞の年頭の社説で言及されたそうで、なんか最近予想もしなかったことが自分の人生を襲うなあと思うことしきり。

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