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一般論
公募情報が回ってきたなかに中央味噌研究所による委託研究・研究助成というのが載っており、あれかねもしこれをいただいたとすると味噌業界の御用学者とか呼ばれちゃうんだろうか(挨拶)。いやまあ「分野・味噌」だそうなので私がいただける見込みは皆無だと思うわけだが、それでも食文化的に八丁味噌の味噌汁でないと落ち着かないとか書くと「◯や・□キューのエア御用乙」とか言われちゃうんだろうかどきどき。
あくまで一般論だが、その分野で商売をしてるんだから研究奨励のために資金を出そうという業界と、基礎研究とか国の仕事なんだから政府の資金でやれよ成果にはタダ乗りするからさあという業界とでは前者のほうが徳が高いし賢明でもある。国の科学技術政策がどうなるかはわからないし、たとえば科学研究費補助金の審査において高く評価される学術的な研究が業界の改善につながるような実用的なものと一致するかは疑問だからである。
さらにこれも一般論だが、研究助成を獲得できる研究者とできない研究者とでは、前者のほうが優秀である可能性が高い。もちろん世の中には優秀だが助成の申請書を書くのが苦手という人がいないわけではないのだが、そもそも研究者の仕事の中心には論文を書くという行為があり、論文とはその内容が正しいということを読者に納得させるためのものなので、読んだ人が魅力を感じないような文章しか書けない人間が優秀な研究者かどうかははなはだ疑問だとも言える。まあ理系だと論文ではデータをして語らしめるのであるとか、実際に書くのは共同研究者に任せるんだよとか(益川先生は英語の講演は小林先生に任せているようだし、論文執筆についてもそうではないかという気が)、まあそういうパターンもあろうが文系の単独でやることが多い学問、特に法律学とかでは難しいよなと思うわけではある。
何が言いたいかというといや具体的な利害相反とかがあるなら問題にすればいいのだがある業界の団体から助成とか労働報酬とかを受け取っただけで中立性に問題があるとして外すようなことをしていると徳の低い業界に関係する仕事しかしていない・優秀でない研究者を選抜することにならないかねえと、そういうことである。前にも似たようなことを書いたが仕事をしてお金をもらったからそこと癒着しているというならすべての国立大学教員は政府の手先だしほとんどの私立大学教員は間接的に買収されていることになるだろうし私は朝日新聞の犬なんだぞ。
なお八丁味噌というのは現在二社しか製造していないそうなのでそれぞれがどの会社を指しているかは簡単に特定できると思うが伏字になってねえとかいうコメントは不要なのでそのようにな。なお我が家は◯やです。
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