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ジュリスト寄稿

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実用法律雑誌『ジュリスト』に原稿が載りましたよまるで法律家みたいですねというのは以前なら「ぼく哲学者だからさあ」という韜晦のつもりだったのですが最近は昨年の業績を評価して寄与した要因を分析していたり新しいプロジェクトを説明するための概念図を書いていたり会議で報告するプレゼンテーションを作っていたりして企画課のリーマンだよねえ俺という趣旨です(挨拶)。明後日からは営業に同行して出張だぞと。

というわけで、大屋雄裕「透明化と事前統制/事後評価」(特集:日本法の基層--分野横断的考察と分析)『ジュリスト』No. 1394 (2010.2.15)、有斐閣、2010、pp. 37-42. 内容は、昨年7月に開かれた「日本法の透明化」シンポジウムでしたコメントです。文中で「......という意見もある」云々というのは、特集冒頭にまとめられている同特定領域研究の検討から出てきた意見を指しているので、対応させてお読みください。いや、その部分がどういう形で公表されるのかわからなかったものでぼかした書き方になってまして、わかりにくかったら申し訳ない。

方向性としては、内閣法制局審査に典型的に現れているように事前統制に重点を置いた法システムというものを日本の特徴としてむしろ積極的に評価しましょうというスタンスで、最近留学生向けに作っている授業やその教材(日本の法システム)とも一貫した姿勢になっています。この観点からすると最近民主党政権が行なっている一連の制度改変はまったくそれを覆そうとするものになっているわけで(その評価は別の問題、というのは『ジュリスト』論文にも書きましたが)、せっかく書いたけどすぐに「2009年以降の状況」を説明するための別の章を作らないといかんのだなあの教材、と落ち込んでいるわたくし。(2010/02/16公開)

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