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食べる旅(2)
Uターンする途中で止まった路線バスがえらいこと傾いているので(感覚的には10度以上)すごいサスペンションだなあと思っていたら曲がりきったあとも傾いたまま走っていった件について(挨拶)。心を動かしたら負け。というわけで今回はウズベク食事情・B級編。
mir(ミール)という大きめのスーパーが市街中心部にある。大きいと言っても日本なら街のそこら中にある程度の規模で、ショッピングモールが併設されていることを考えてもユーストア程度のサイズ(アピタじゃないよ、という趣旨なのだが東海圏以外の人にはむちゃくちゃわかりにくいな)。ただ普通の人はバザールか街のスーパー(日本ならコンビニ程度のサイズ)に行くので、ここで買い物をするというのは結構ステイタスらしいというところ。ちなみにお値段はそう高いわけでもなく、いやバザールで値切って買うのに比べたら確実に高いのだが言い値とは変わらないのでそういう文化に付き合いたくない異邦人にとっては確実に楽という感じである。で、そのスーパーの一角にファーストフードコーナーがあり、ちょっと昼を軽めに済ませたい気分だったこともあってそこで昼食にする。
こんな感じ。まあその、ごく普通のハンバーガーだが、肉の味がしっかりしているのでそれなりに旨い。なお私が知っているタシケントのハンバーガー屋はここだけ。マクドナルド? なにそれ? 写真のハンバーガー(大)にポテトを付けて5700スムくらいだったかなあ。いまのレートなら400円しないくらい。なおドリンクのテイクアウトは不可(従ってテイクアウトの場合はセットメニューも頼めない)、レジで注文してお金を払うとレシートと番号札を渡されるのだが、レシートを配品係のお姉さんに渡さないといつまで待っても品物を用意してくれないので注意。まあそりゃレジとキッチンが直結して情報やりとりしてるわけないよねえ。
そのmirに行く途中で「SUSHI BAR」を発見。「おお」と思ったのですが店名が「南大門」、どう見ても韓国人経営のまがいものです、本当にありがとうございました。え〜ただいくつか補足しておくと、第一にここは看板にも「Korean-Japanese」と明記してあるので、別に不当表示ではありません。第二に一応ちゃんと日本料理に属するものは出してくれるので、脂っ気のない白いご飯と味噌汁を求める日本人の心に癒しは提供してくれます。その意味で、ないよりは確実にありがたい。いや私自身は韓国料理水準の油の少なさで十分癒されるのでこういうお店でわざわざ日本食を食べようと思ったことはありませんが。第三に、たしかに以前は出汁なしの味噌汁とか出していたらしくまさに「まがいもの」という感じだったらしいですが、最近はだいぶ改善されたということですから上記はやや不当な表現かもしれません。どこの国籍の人が作ろうがちゃんと日本の味になってれば日本食だと思うしな。第四に、結局こういう途上国への進出において日本人が韓国人にはっきりと遅れを取っているからこういうことになるんで、悔しかったら日本人がさっさと来て本物を作ればいいんだと言われたら返す言葉もない。もちろんそもそも途上国進出を志向すべきかというのは別問題としてあるわけですが。
なお、現地情報によればこのお店はやはり中心部にあるポイタフトホテル1Fの「MIDORI」というKorean-Japaneseのお店と同系列とのこと(真偽不明)。そちらには何度か行ったことがありますが韓国料理はおいしいです(日本食は上記の通り挑戦したことがそもそもない)。今回もそこでユッケビビンパを食べまして「この国で生肉を頼む勇気に乾杯」とか言われましたが平気でしたよ? ちょっとお肉が解けてなくてしゃりしゃりしたけど。ルイベかな。
他に「日本食」を正面から主張している「IZUMI」というお店があり、手違いで一度行ったことがあるのですが(タクシーに分乗していったら先行組がお店間違えててね......)インテリアや雰囲気はよろしいですがむちゃくちゃ高いです。ビール二杯と何品かつまんで5000円くらい(当時)したかなあ...... 料理の内容については、そうですね、酢豚がおいしかったね。
いやこれはその、公正のために言うとお店としては寿司とか刺身とかがウリなわけですが我々帰国すればそんなものすぐ食べられるわけで、こんな大陸のど真ん中で冷凍物食べたくないわけですよ。それで酢豚だの餃子だのお好み焼きだの変なものばかり頼んでいたので、お店にとっては不本意な評価のされ方かもしれないことを注記しておきます。でももうわざわざ行かないけど。
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