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よく喋る

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というわけでまた喋った記録が出ました。大屋雄裕・北田暁大・堀内進之介「〈鼎談〉幸福とパターナリズム:自由、責任、アーキテクチャ」『談』no. 83(特集・パターナリズムと公共性)、たばこ総合研究センター、2009、pp. 59-83。え〜「地方小出版流通センター扱い」だそうですので一般の書店では取り寄せになるかと思います。名古屋だとパルコブックセンターやちくさ正文堂、東京ならジュンク堂の新宿・池袋、新宿の紀伊国屋や八重洲ブックセンターには置かれているそうですので直接ご覧になりたい方はどうぞ。取扱店などの情報も含めて掲載誌の情報はこちら。ちょっと宣伝のために引用してみる(私の発言)。

監視と配慮の行き届いたホテルに住みたいという気持ちはわかるけれども、他方、そういうホテルを運営したがるやつがいるだろうかということをそろそろ真剣に考えた方がいい。(......)支配への欲望があるから放っておくと誰かがきっと支配者になる、だからわれわれは支配されないためにどうすればいいかを常に考えておかなければならないと、ずっと長いこと想定してきました。とはいえ現状を見るとどうだろうか。霞が関の官僚たちなんかは、むしろ支配することに疲れているんじゃないだろうか。医者だってそうで、患者に配慮してパターナリズムで接してきて、患者たちから文句が出ることはなかった。ところがその構造は崩れて、何かにつけて患者から文句が出てくる。にもかかわらず、配慮は徹底するように求められる。(......)先ほどリスクの影にすら怯えると言いましたが、リスクだけではなくて、リスクの可能性自体も排除するような振る舞いが増えてきているというのは、これに対応している事態でもある。結局、サービスを受ける側に何か不都合があった時に、リスクの影を見逃したことが責められるんです。だとするならば、支配する側は、自己防衛のためにリスクの影自体も放逐しないといけない。リスクの影すらなくしておかないと支配者として安全ではいられない。セキュリティが徹底されていく背景にはこういう問題があるんですね。支配者自体が被支配者の欲望に操られていて、結果的に、社会それ自体が被支配者の可能性とか希望を縮減する方向へ向かっていく。/これを止めるためにはどうすればいいか。簡単に言うと、配慮への欲望を捨てることです。

なんか見たら巻頭に載っているインタビューも瀬戸山さん(大阪大学)であって法哲学だらけで良いことです。全体的な感想としては、その、校正大事だねということであって、どうも根が面倒くさがりなのでほとんど喋ったままを見苦しくない程度に直して終わりにしてしまうわけですが、そうかそうかどうも皆さん時間がかかると思ったらそういうことなのか。しかしもちろん読み物としての充実度や完成度について言えばしっかり手を入れて直した方がいいに決まっているので、私も今後はがんばって完成度を上げるようにしたいと思います。編集さんには迷惑かしら。

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匿名希望 さんのコメント (2009年2月21日 02:17):

本当なら、そういったことは編集者がすべきですが。
発言者の意図を汲んで、発言の順番を並べ替えたり、
しゃべってないことを適当にでっちあげたりして、
無論最後に発言者のチェックを経て掲載というのがあるべき姿だと思います。
編集者としては天下のおおや先生のお言葉に手を入れるのは
おこがましいと思っているのかもしれませんが。

おおや さんのコメント (2009年2月25日 17:15):

>匿名希望さん
いやあ、編集さんには発言の順序や意図の整理にはご活躍いただいたと思っているのですが(『思想地図』のは「そうかこうやって『構成』するんだ」とか感心しました)、ないものは並べ替えられないですよね。簡単なデータ落ちとかなら埋めてもらえるんでしょうが、実質的な追加となるとやはり発言者本人の責任でしょう。
# あと私はまぬけ度に定評があるので、原稿だろうが発言だろうが編集さんとか校閲さんにチェックしていただけることを心からありがたく思っております。はい。

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本当なら、そういった

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