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スカイ・クロラ見ちゃったよ
そう、「ようやく」なんだすまない(挨拶)。しかも鑑賞券を(友人から)頂いておいてこのざまなわけですが、そんだけ忙しかったんだってば。
全体的な印象としては、
- 変な格好の飛行機が飛び回るシーンが見たい人にとてもおすすめ。
- 空中戦の描写はすばらしいと思います。
- またヨーロッパに行きたくなったなあ。
という感じでしょうか。第二点について補足すると私は三次元の空間把握能力が弱い人なので(それで数IIの立体図形の問題は片っ端からベクトルで解いていたわけですが)失速したり上下がひっくり返ったりするシーンでは寒気がしました。私は地を這う獣でいいです。第三点は夜の街角の描写で、自然の風景はロケハンしたアイルランドあたりが中心だと思うので私の個人的経験には響くところがない。街の描写はポーランドだと思いますが、ハンガリーでやはり夜の暗い街を歩いたときのことを思い出しました。まあ映画のようなロマンチックな話は何もありませんがね。あとトラムを描かずにはおれんのかこの監督は(愚問)。
ストーリー全体については、まあ買ったまま積んである原作と比較しないと明確には言えないんだけど、もちろん相互につながっているのだけれども大きなテーマが二つあって、片方は押井監督が繰り返し繰り返し(ネタバレくさい書き方になるなどうしても)追求しているものであるし、もう片方も伝統的なもので作品内でもかなり明瞭な形で象徴化されていたなという気がする。全体としては、『AVARON』のときの感想と似てくるのだけれどwell-madeというか、手なりの役なのかなという印象(もっともこれは、私が森博嗣の小説も押井守の映画もそれなりの数見ていることが影響しているかもしれない。予備知識なしに映画だけ見た人が内容を理解できるかというと、まあ難しいだろうなあ)。『イノセンス』のようにどこかで何かがあふれてしまった作品とどちらを評価するかというのは、まあ趣味の問題もあるでしょうね。ところで最後の空中戦のシーン、無線交信の台詞と字幕で内容が違っていたのはわざと、だろうなやっぱり。
なお今回は、昨年から電車通勤に変わったこともあって駅前の劇場に見に行ったわけです。まあ映画の内容的に大きい画面で見たいしね。ところが結局小さいホールで上映されていてスクリーンのサイズはシネコンと大差ないわ、遮音が悪くて向かいのホールの音が漏れてくるわ、フィルムが汚れていてゴミは飛んでるわ、きわめつけはなんかチラチラ光るなと思ってたら非常灯の蛍光灯が切れかけであえいでました。点検くらいしておけというか、ホール内の点滅光源放置するとか喧嘩売ってんのかというか。もう行かない。
あとエンド・クレジットを見ていたら友人が妙にえらくなっているので笑いました。まあ我々も年を取ったということですかねえ。
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>空中戦の描写はすばらしいと思います。
プッシャ式の飛行機を観るのも面白かったですし、空中戦では機体に合わせて流れる大気の動きが感じられる素晴らしい映像になっていたと思います。
「空」での躍動感と「地上」での平坦で、淡々とした印象というのは意図して作られたものなのだと思うのですが、押井監督はどちらを強調したかったのだと思われますか?
トラムが出るんですか!
しまった飛行機はあんまり萌えないから行かなかったんですが、トラムが出るなら金を払ってでも大画面でみるのであった。なんでもっと早く教えてくれないんです。
しかしいきつけの鉄サイトで全然話題になってなかったなあ。ファン層が重なってないのか、それとも巡回先の選定を間違ってるのか。
>鰤さん
ちょっとだけ出てきます(記憶だと2カットくらい)。あとスクーター萌えの方にもおすすめです。全体的にのりもの映画ですな。
>ishibashiさん
両方、ではないでしょうか。全体としてはかつて宮台先生が言っていたような「退屈な日常を生きろ」という話でありつつ、本当に単なる平坦さには耐えられないという表現意図もありそうな気がします。