きみがよ。

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蒸し物に取り組もうと決意し中華蒸籠を買ってきたところ自宅の中華鍋には大きすぎて乗らないことが判明、急いで一回り大きな中華鍋を買いに走るそんな日曜日(挨拶)。なお最初に作ったのは鬼まんじゅう(リベンジ)。

へえ、と思うニュースがあって「「君が代」替え歌流布 ネット上「慰安婦」主題?」(SankeiWeb)。まあちっとは気が利いていて、やりゃええがなと思うところである。というか元々どんな歌詞で歌おうが内心でどう考えているかは知れたものでないし、それをチェックしたりコントロールしたりするのは不可能である。法に可能なのは所詮行為外形の規制に過ぎないのであり、そこで感知可能な差異が出ないならそれは合法的な行動ということになるだろう。だから第三者の側では規制を守らせたつもり、本人は破ったつもりで相互に満足ならお幸せなことで文句を付ける筋合いでもない。

そもそも国旗国歌について重要なのはそれを尊重することではなく、適切な時に適切な仕方で尊重しているふりができることだ、と思っている。尊重の仕方を知った上でどうしようと個人の自由であって知ったことではないが、どこかの国の入管で「日本人なら国歌を歌って見せろ」と言われる可能性がないではないし、教えないのはいかがなものかとは思う。国旗もそうで、普通自国や他国の国旗にはこういう方法で敬意を示すものだという常識がないと、デモで他国の国旗を燃やして白い目で見られるとか、思わぬ不利益を受けないとも限らないのである。繰り返すと、それを承知でやるのは自由だが、教育者なら止めてやれとも思うし、教室という権力的な空間で自己の特殊な信念を弱者に強制する教員はクズだ、とははっきりと思う。念のために言うとここで「特殊」とは普遍的に正当化されていない・できないという趣旨であり、その信念が社会で少数派だとか多数派だとかいう問題ではない。

「国家は殺人を強いるもの」ってえのも基本的に当たり前の話であって、しかし個人的には殺人を強いる国家の方が殺人の被害者になることを強いる国家よりはマシだと思うわけである。あるいは、国家がなければ人を殺さないで済むのかい?という話であって、経済競争に勝つのだって間接的な人殺しであり得るし、自然状態というのは「万人の万人に対する闘争」つまり殺し合いである。人を直接的・間接的に殺さないと生きていけない国、つまり殺さないでも生きていける状態を保証してくれない国だっていくらもあるのにね、というお話。

しかしあれですね、まあ制約があるのでやむを得ないところもありますが、英文としてはむちゃくちゃだし解説がないと何を言っているのかわからないので、替え歌としての出来は良くないですな、これ。それくらいなら最初のみの字をむに変えただけのやつの方がいいような気もするんですが。良心の呵責なく歌える人も多そうだし。

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リンク: asahi.com:卒業式「妨害」、元教諭に罰金20万円 東京地裁. 続きを読む

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060529-00000000-san-soci 卒業式、入学式での国歌斉唱が浸透するなか、「君が代」の替え歌がインターネット上などで流布されている。「従軍慰安婦」や「戦後補償 続きを読む

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「非常識は本人の責任、常識知らずは親(教師)の責任」ってやつですよね。

こんにちは。先日、タイの公園に流れる音楽に合わせて体操していたら、突然タイ人達が静止してスピーカーに敬意を表する仕草をしだしたので、あ、これは国歌だな、と察し、体操をやめることができました。常識を教えてもらっていてよかったです。でも彼我の区別ができずに「教室という権力的な空間で自己の特殊な信念を弱者に強制する教員はクズ」ですね。全く賛成です。

国旗・国歌問題で疑問に思っていることがあります。それは、国旗・国歌が問題になるのは、(私の経験では)学校の場においてだけ、だということです。何故なんでしょう?

当エントリに直接関係ない話題で大変申し訳御座いません。
大石英司氏のブログで「買売春はなぜ違法なのか?」という論考がございました。
cf:ttp://eiji.txt-nifty.com/diary/2006/05/post_6bcc.html
私として当該エントリでしっくりくるコメントがなかったものでございまして、大変恐縮ですが大屋先生におかれましては是非、法哲学の観点からの解答を伺えれば幸いと存じます。

このentryとも若干関係ありそうですが、
5月31日付朝日新聞社説が刺激的というか、
弾けてますので、
コメントしていただけますでしょうか。    

>高橋さん
ども。ええ、そういうことです。

>bunさん
そういうケースですね。まあ「空気読める能力」があれば知識がなくともある程度対処可能ですが、それで間違うケースもあるのでやっぱり知ってた方がいいよなと。

>TKさん
(1)そもそも国旗国歌を扱うシチュエーションが限定されている。
(2)そのなかで、参加の任意性が問題になるケースはさらに限定されている。
からではないかと。自衛隊に入って国旗への敬礼を拒否するやつというのは同情されないでしょうし(いやまあ反戦自衛官というのもいましたが)、スポーツの場合も「イヤなら見に行くな」という批判は正当ですからね。
たとえば投票所に国旗を設置して敬礼しないと投票させてもらえない、とかした場合にはやはり問題になるのでは。誰がそんなことしたがるのか知りませんが。

残りはあとで〜。

>七師三等兵さん
次のエントリで書きました。というわけで。

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