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書評
「11月末締切」の原稿は12月1日の営業時間開始前に届けばおっけーだと思いますがどうか(挨拶)。というわけで書評原稿を1本あげました。掲載が決まったら詳細と補足を多少書きます。いややはり紙幅が限られているのでねえ。
某研究会の記録をざっと読む。鈴木謙介氏の講演、サイバーカスケードの話とか、創発性によるルール形成という話は面白いが、思想史の部分はぐだぐだという印象。保守主義といえば普通は(という言葉を安易に使うとまた危険なのだが)理性的設計主義と対比させるわけだからむしろ創発的なプロセスを重視することになる(保守と守旧は違うのですよ)。もちろん、若干実証的には怪しくても理念型で対抗軸作ってなにか面白い帰結が出てくればOKというのもアリだと思うが(このへん私はやっぱり法思想史家じゃなくて法哲学者だと思う)、それもあまりうまくいっていないような。まあ、じゃあどう整理すると面白いかなあというのはちょっと考えたけど出てこなかった。課題。でもリバタリアニズムとかいうなら最低でも精神的自由と経済的自由の二軸モデルくらい使った方がいいのではないか。新保守主義とリベラリズムの居場所はどこなんだ、というのも気になるな。ネットのこと考えるときは出てこねえかな。そんな気もする。
でまあ、「ハイエクはどこですか」(意訳)と言い出して上記のポイントを指摘してみる北田先生正解というのと、やっぱり白田先生愉快というのが読みどころでしょうか。議論の根元からツッコミ入れてみたりして、やはり基礎法学者ってのはこうじゃなきゃいけない。東さんもご苦労だと思うわけですが、御しきれるのかなあ、このメンツ。ある意味池田先生の[偉さ|エラさ]がわかるというか、なんというか。
[2004.12.03] ちょっと評価を書き換えました。ん〜まあでもこれにツッコまない思想屋ってどうよと思ったのと、結局鈴木氏の問題関心の確認で終わらせちゃってるなという点はそう高く評価できないなと思ったので。
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最初にさらっと見て、関心のありそうな友人に話を振ってみたら「出席してた」と言われてげふんげふんでした。
さて、素人の感想としては、
・ここで行われる議論に興味はあるけれども、一方で、社会の実態からの乖離や、得られた結論の一人歩きについて漠然とした不安を抱かせるような印象もある。
・出席者とその議論について、レベルの差や関心の方向性の相違が大きいような気がする。
というとこでしょうか。漠然としすぎていて申し訳ないです。前者は若干被害妄想気味ではありますが。